国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

ブートキャンプ 25th day

今日は、日曜日なので訓練はお休みです。

そして、被災地を視察するツアーが希望者のみに行われるので、僕も参加してきました。
早朝にちょっと散歩してから。

南相馬市の小高地区へ行ってきました。原発事故の避難区域内で25㎞くらいのところです。

2011年の5月・6月に岩手の陸前高田に行って以来の被災地でした。

あの時も、かなりの衝撃で、打ちのめされてたんですが、今回もいろいろと思うことはたくさん。

案内をしてくれたボランティアの人と昼ご飯を一緒に食べたので、話をたくさんしました。

やっぱり、福島のほうではまだまだ復興が進んでないし、世間では震災のこともだんだん取り上げられられなくなってるし、このまま忘れられていくんじゃないかと、とても気にしてるようでした。

それでも、JICAで若い人たちが何十人も南相馬に来てくれるのはとても嬉しいことだ、と。

涙でる。。。

地震があって、津波がきて、原発事故が起きて、避難命令がでて、突然家を出て新潟まで避難しなくちゃいけなくなってというような話をたくさん話してました。

まだ、2年後も復興作業は続いてるだろうから、帰国したらまた遊びにきてくれと言ってました。

まぁ、生きて帰れるかわからないけど、帰ってきたら必ずいこうと思います。

そのあとは、二本松でお祭りに参加する予定だったんですが、ちょっとそういう気分になれなかったのでみんなと別れて、早く帰る組と合流して訓練所に帰宅。そして、宿題。まぁ宿題やらないと本気でヤバイというのも帰る理由のひとつですが。。。

ナミビアでは、日本のことはほとんど知られてないらしいし、原発のことも地震のことも津波のことも知られてないんだろうけど、今回知った南相馬のこと、前回の陸前高田のこと、震災のこと、日本人のこと、いろいろと伝えていけたらなと思いました。理解されないかもしれないけれど。

やっぱり、実際にいって顔をみて話をして、現実をみて、自分のアタマで考えると、情がわくというか、顔を知らない誰かの話じゃなくて、あの○○さんの話というか○○さんのためにというような気持になるのかな、と思いました。わかりにくいけど。
もし、南相馬市にいってみたいという人は、行ったらきっといろんな人が喜んでくれると思うので、ぜひ。


さて、明日は、ワークショップのスピーチスクリプト45分すべての提出期限なので、残り60%が終わるかどうか。。。がんばろう。

ではでは。


※追記
お祭りから帰ってきたみんなと合流して、同じ生活班のシニアボランティアの方の誕生日祝いをしました!とても喜んでもらえたようでよかったっす!
いろいろと大変なことはあるけれど、やっぱり人との関わりあいで救われるんだなと思う今日この頃です。宿題もヤバイっす。

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