国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

我的朋友台灣旅遊(上)

とある友人が、台湾に夫婦で旅行に行くとのことなので、僕が1年前に台湾をひとり旅した時のことを思い出しながら、少し旅行記のようなものを書いてみたいと思う。

何かの参考になればいいな、と。4泊5日、台湾北部の旅。

 少し長くなりそうなので、3回に分けて。

そもそも、なぜ僕が台湾に行ったのか。

実は、僕は今でこそ青年海外協力隊でアフリカの町で暮らしているが、ほんの1年半前までは海外に行ったことがなかった。初めて行ったのは、北京。H.I.Sで。

今思うとすごく不思議なんだけど、社会人4年目くらいまで、まったく海外に興味がなくて、国内だけをいろいろ旅していた。

社会人の時は、長期休暇が取りづらいというのはあるものの、4日間くらいの休みなら年に3回はあったから(GW・お盆・正月)、たくさん海外に行っておけばよかったな、と思う。ましてや大学のときなんて、どこでも行けたのに!と思う。お金は無かったけどね。

まぁ別にひどく後悔してるわけでもないんだ。

で、東京で働いてる時に、ちょっとした面白い出会いがあり、海外、特にアフリカに興味を持って、青年海外協力隊に参加するために会社を辞めるわけなんだけど、どうせなら出発までにいろいろ行っておこうと思ったわけ。

 

北京を選んだのは、H.I.Sで安かったのと、ちょうど大気汚染のP.M2.5がニュースでやってて、ほんとにこんな状態なんだろうか??というのを確かめてみたかったので選んだ。キレイな空気を詰めた缶が売ってるってのも、マジか?と思って、探したんだけど、見つけられなかったな。大気汚染はほんとにすごかった。

そのあとは、LCCを利用すればもっと安く海外に行けることがわかって、Airasiaを使ってマレーシアに行ったり、台湾に行ったりした。マレーシアの時も、かなり面白い経験だったから、いつかまとめたいと思う。

そんな中の、台湾のお話。

1日目

成田空港 午前7時

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今もあるのかはわからないけど、Airasiaの成田ー台北便は早朝なので、深夜2時の東京駅発の空港バスで成田空港へ。3時半頃に着いて、ベンチで仮眠。全然人がおらず、掃除の人や警備員の人がいるだけ。5時頃から出国準備して、出発。ちょうどセールをやっていて、片道が6,000円くらいで行けた。安い。東京駅から成田空港までは900円。

 

台北桃園国際空港 午前10時

台湾とは時差が1時間あるので、実際は約4時間のフライト。空港で現地SIMカードを買う。観光客用SIMだと、5日間のデータ通信フリーが約1,000円。セットするのも店の人がやってくれた。空港で30,000円を元に両替。あの頃は、1元=約3円だった。

バスで空港から台北市内に向かう。EVERGREENという海運会社で有名な長栄海運のバスを使ってみる。値段は....忘れた。600円くらいだったかな。約1時間。その会社の本社の前で降りてみた。特に何もなかったけど、写真を撮ってたら警備員に怒られてしまった。船が好きなので。

 

台北市内 午後1時

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屋台があったので、そこで何やら麺類っぽいのがあって食べた。味は、まぁ普通。NHKテレビの中国語講座北乃きいと一緒に勉強した中国語では通じず、英語を使って、なんとか会話。

我要!や好吃!ですら、通じなかった。。。どんだけ発音悪いんだ。

屋台街をしばらく歩いてから、地下鉄に乗ってみる。

台湾はトークンってコインみたいなやつが切符らしいんだけど、悠遊カードというものを買ってみた。日本のSuicaPasmoみたいなやつ。これだと、バスでも使えるんだよね。デポジットでいくらか払ったような気がする。地下鉄もめっちゃ安かったと思う。

 

 中正紀念堂 午後2時

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蒋介石の栄光を称える施設。衛兵の交代式を観るだけでも行く価値がある。

中には、執務室や蒋介石の像、土産物店も多数。家族連れですごく賑わってた。

敷地内には、キレイな花を見れる散歩コースや、学生たちがダンスを踊ってたりするなど、市民公園という感じだった。

近くには、例のEVERGREENのミュージアムもあったので、行ってみたけど、それほど面白くはなかった。海運についてというよりは、船と歴史という感じだった。

しかし、突然のスコールが来ていたので、雨宿りにちょうどよかった。

CUホテル 午後6時

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 沢木耕太郎の「深夜特急」に影響を受けていたので、事前予約はせずに、現地でバックパッカー風の宿を探そうと思っていた。台北はキレイな宿が多く、このホテル(西悠飯店というのが中国名らしい)も、めっちゃキレイだった。4人部屋のドミトリーで1,200円くらい。香港や杭州から旅行にきてる学生が多かったかな。ファミリーで泊まれる部屋もあるっぽかった。

ちかくに、寧夏夜市?というのあって、夜はそこの屋台で。餃子や青梗菜、炒飯のようなものを食べた。安くてうまい。台湾人は、共働きの家庭も多く、忙しいので、家で自炊するよりも屋台で食べる、と「地球の歩き方」に書かれてた気がするんだけど、その理由もよくわかると思った。毎日でもいけるもん。

 

台北101 午後8時

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 ブルジュハリファに抜かれるまでは、世界一の高層建築物だった、台北101。中は、洗練されたショッピングモールとレストラン、高層階はオフィスなのかな。

ひとりで夜景をみるというのもどうかな、とは思ったけど、せっかく来たので、屋上まで行ってみた。1,500円くらいだったかな。屋上では、外に出ることもできて、台北の町をよく見ることができた。昼に来ても面白いかも。

建設の様子のビデオが、流れていて、かなり感動的。日本の熊谷組がメインで施工したらしいんだけど、完成式典の時の映像はほんと素晴らしい。台湾の人がめっちゃ喜んでるのが伝わってくる。制振ダンパーを観光名所にしてるのもおもしろかった。ダンパーベイビーとか秀逸だと思う。

土産物店のとこで珊瑚やらなんやらを売ってる所もあったんだけど、国宝級に素晴らしいできだったと思う。誰が買うんだろうか。欲しかったけど。

夜の台北は、歌舞伎町や池袋よりも安全そうで、10時ごろまでひとりでうろうろしてたけど大丈夫だった。まぁ、日本よりも治安がいいらしいからね。外見も同じだし。

ナミビアで日本人や中国人が夜にウロウロしてたら、すぐ狩られるね。

戻ってきて、同室になった台湾人と少し話をして寝た、午前0時。

台湾旅行の1日目が終わった。

次回に続く。