国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

我的朋友台灣旅遊(中)

2日目

台湾総統府 午前9時

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台湾総統府は、平日午前中は無料で内部を見学できる。日本統治時代から中華民国時代まで、歴史がわかる。当時は、あまりわからなかったけど、最近になって、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読み終わったので、桂太郎とか児玉源太郎とか乃木希典などの歴代の台湾総督がやっと理解できた。やっぱ、中学・高校って、もっと近・現代史をたくさん学ぶべきだよね。アジアやアフリカの現代史って相当に面白いと思う。

台湾って、1895年~1945年まで日本だったんだよね。日清戦争で勝ったことによって、得た領土で。50年間、一緒の国だった。ほんとに興味深いな。

日本人観光客も何人かいた。高齢者が多かったな。台湾の学生っぽい人もいた。

中で座ってたおじいさんに声をかけられて、日本から来ました、と話したら、小学校時代に日本の先生に教えてもらったので日本語を少し喋れると言って、タナカセンセイとかイチニィサンシィとか話せた。日本統治時代に教育を受けた人がまだいるというのは聞いてたけど、ほんとにいるんだな、と思った。

 

 故宮博物院 午前11時

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電車で「士林」というところへ移動して、バスに乗って故宮博物院に。ここもまた歴史的に面白くて、北京の紫禁城故宮博物院と呼ばれているんだけど、その紫禁城の宝物はすべて台湾の故宮博物院にあるというね。北京のほうは、建物だけ。まぁ、建物も素晴らしいんだけど。映画の「ラストエンペラー」を観た後に行くと、感慨深いよ。

で、台湾の故宮博物院は、建国の父である蒋介石が、中国共産党との内戦に負けて、台湾に渡るときに紫禁城のお宝を全部持ってきて、それを展示してあるという。

とても広いのと、見るべきものがたくさんあるのと、おもしろいので、1日中見れると思った。例の白菜のやつとかもよかったけど、それ以外の陶磁器とかも。

昼に、中のレストランのようなところで春巻きを食べてみたら美味しかった。休憩にちょうどいい。お土産点もあるんだけど、あまり欲しいものはなかったな。

 淡水駅 午後3時

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 その後、淡水という町へ。台北から30分くらい。ここは、夕日がとてもきれいで、台湾の定番デートスポットらしいのでね。ドラマのロケでもよく使われるらしい。

北の方へ行きたかったので、ちょうどよかった。

大学もいくつかあるだけあって、ほんとに若者が多かった。駅でダンスの練習してるグループもあった。

ここの町は、そごうとかのデパートやいい商店街はあるのに、ちょっと高いホテルしかなくて、宿を探すのに苦労した。まぁ台北からすぐだから、だいたい日帰りで帰るんだろうから仕方ないかも。

道行く人に、ホテルありませんかね??と聞いて回ること1時間で、すごい怪しげなホテルを見つけた。謎のおじいさんがひとりでやってるらしく、渋谷のラブホテルよりも怪しげだった。まぁ、実際に、周りは風俗店みたいなのが多かったんだけれども。

1泊300元だったかな。設備はしっかりしてて、テレビも風呂もあった。

名前はたしか、「享栄ホテル」だったかな。テレビで台湾ドラマやってて、「Sweet Sweet Bodyguard」というのがちょうどやってたんだけど、字幕付きで面白かった。台湾のドラマって、中国語字幕が付いてるんだよね、なぜか。やっぱネイティブでも聞き取りづらいのかな。

淡水老街も、相当に賑わってて、おもしろかった。

 

 淡水 午後6時

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 淡水駅からバスに乗って、港のようなところへ。

ここが観光名所らしい。夕日もめっちゃきれいだったんだけど、なぜか写真に残っておらず、謎のモニュメントを。いくつかレストランもあるし、カップルでも楽しめそうだった。なんか、展望台というかタワーみたいなのもあった気がする。

日が沈んだ後、淡水老街に戻って、ビーフンやらいろいろ食べてホテルに帰った。

夜になって気づけば、ホテルのまわりはピンクネオンばかりになってた。

深夜特急」の話みたいになってきたぞ、と少しわくわくしながら、テレビ観て寝た。

台湾旅行の2日目が終わった。

次に続く。