知らない誰かの心に何かを残せる仕事

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CONCEPT DESIGN OF THE RUNDU COMMUNITY PARK

MC RESOLUTION NO. 081/19/06/2014

1. That the Community Park Concept Design is adopted for implementation.

2. That approval is granted to construct the walkways and parking areas in the Community Park under Phase 1, for the budget amount of N$ 1,000,000.

　今週は、Africa Public Dayというらしく、公務員系の人は仕事せずに、スポーツをしたり、誰かの講演を聞いたりして過ごすらしい。Runduでは。他の町は違うみたい。

昨日は、役場のチームとナミビア陸軍のチームでサッカーしてた。不思議すぎる。

　先週、自分の役割として、設計から計画してた市民公園プロジェクトに予算がついて、ついに施工ができるようになった。公共トイレの方はまだ審査中らしいけど。

とてもうれしい。

　ナミビアでは、予算年度のスタートが7月からなので、5月までに計画案を提出し、6月に開かれる、CEOや各部門の部長が参加する予算会議で、次の年度にどの事業にいくら使うのかを決める。

　N$1≒10円なので、約1,000万円の予算が、このプロジェクトについたことになる。

　僕のカウンターパートも協力的で、CEOやCFOにもよく立ち話しながら、よろしく！と言ってたので、あいつにやらせてみるか！ということになったのかもしれない。実際は、4,000万円を要求していたのだけれど。

　1,000万では、公園内の歩道整備が完了するかどうかという所だけど、うまくやりくりして、いい公園を作りたいと思う。

　任地で活動を始めてから4ヵ月、今までは、図面書いたり、積算してたり、見積書作ったり、ワーカー達と現場に行って、道路の補修や掃除をしたり、ということをしてたけど、やっと自分の現場がはじまるよ。意外と早かったけど。

　日常のルーティーンワークの中では、自分がナミビアの技術者やワーカーに教えたり伝えることって、ほとんどないんだよね。AutoCadの使い方や、Excel、Powerpointとかの使い方くらい。民間業者は日本とそんなに変わらないくらいだし。

　測量を教えようにも、測量機材がないっていうね。そして、教える対象がいない。

　エンジニアは、予算案と書類作成で忙しいし、ワーカーは道路補修や水道菅補修で忙しいから、特に技術的なところは必要じゃないんだ。

　そのことに気づいてから、自分のプロジェクトを作って、その中でワーカー達とコミュニケーションをとりながら技術的なことも伝えていこうと思って準備してきた。

　やっぱね、現状に満足できないなら、自分で世界を創ればいいんですよ。

　公園やトイレの図面がある程度出来上がってからは、オフィサーやワーカーたちの自宅の図面？（親戚も含む）を描くのを手伝ってて、それも意外と役に立ったかも。信頼を得るのに。

　次は、詳細な実行予算書を作って、ワーカーを集めて、リーダーを決めて、と、やっと現場らしくなってきた。ナミビアの仕事のスタイルも、まだ完全には理解できてないから、おそらくうまくいかないことがたくさん出てくると思うけど、仮説をたくさん立てながら、進めてみたいと思う。自分はこう考えて進めたけど、実際はこうなった！？みたいな。このブログでも記録していこう。

　おそらく、青年海外協力隊の人は下記のことをある程度経験すると思う。