雨の日には、お気に入りの傘を持って出かけるんだ
前回、風邪を引いてから、かなり長引いてて、やっと調子が戻ってきた。
エボラ出血熱じゃなくてよかったよ。まぁ、あれは空気感染とかじゃないらしいんだけど。ナミビアでも感染者が出てるらしいから、気をつけないとね。
そんで、肉体的に風邪を引いてると、メンタル面でもどうも弱くなってしまって、特に理由もないのに、いろんなことにやる気がなくなってしまってた。というか、今でもちょっとその後遺症というか、ネガティブな感情的なものが残ってしまってもいるんだけど。
僕は、どちらかというと前向きな思考をしてて、不平不満ばっかり言ってる人や、他人の批判ばっかりしてる人ってのは大嫌いだし、いつまでも過去のことを悔やんでばかりいる人や、昔はよかったとか言ってる人達は、まったく理解できないタイプの人間だったんだけど、というか、今もそれは変わらないんだけど、今回風邪を引いて、メンタル面も弱って、いろいろと考えることがあった。
なんか、そういうちょっとしんどい時って、ポジティブ系の思考というか言葉というか、前に進もう!みたいな感情っていうのがとても辛いんだね。疲れるというか。
熱も出てて、動けないし、テレビ観てもつまらないから、本を読むしかないんだけど、藤沢数希氏の本とか堀江貴文氏の本とか、起業家やビジネス系の本は疲れすぎて読めなかった。どんだけ努力しなきゃいけないの?みたいな。普段は、すごい好きなんだけどね。ちきりん氏の本とかね。
で、太宰治とか伊坂幸太郎とか村上春樹、あとは酒井若菜のブログとかっていうのが、そういう気分の時にすごく合うんだ。ちょっと影のある感じのやつ。
孤独感っていうのかな。独りの人に優しいというか。
まぁ、読んだ本については、また感想も書いていこうと思うんだけど。
音楽についても、USトップ40の曲とか、ナミビアの音楽とかはまったく受け付けなかったな。熊木杏里とかずっと聞いてた。暗めのやつ。
ナミビア人と会話するのもしんどかったしね。無駄に明るいし。
何が言いたかったかというと、人なんてたいてい皆同じなんだな、と思ったということ。
ネガティブ思考が大嫌いな僕も、そういう風に考えてしまう時もあるんだ、ということが分かった。実は、普段もけっこう感情を押し込めてしまってるのかもな、と。
なんかの小説で、「のんきに見える人たちも、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする」ってのがあったと思うんだけど、夏目漱石だったかな。
まぁ、そんなもんなのかな、と。
きっと、みんなたいして変わらないんだろう。
だから、たまには後ろ向きな考えもいいんじゃないかなー、とね。たまには、文句ばっかり言ってる人も、他人の批判ばかりしてる人も、認めてもいいんじゃないかな、と。
いつもそればっかりだったら、困るけどさ。
雨の日には、素敵なカサと洒落た長靴を使う喜びを。という酒井若菜さんの言葉が身に沁みる今日この頃でした。
そんな感じでいいんじゃないかな。
あ、ブログタイトルも変えました。なんとなく。デザインも。
世界とか思考とかあんまり意識せずに、ほんと日記みたいにくだらないことでも書いていこう、と。あまり肩肘はらずに、いいこともわるいこともね。
というか、圧倒的に独りなんでねー。ブログに書くくらいしか、表現する方法がないんですよ、感情を。
まぁ、雨の日はとか言ってても、ナミビアはいま乾季だから、雨は全く降らないんだけどね。3ヶ月くらい降ってないんじゃないかな。だから、空気が乾燥しすぎてて、風邪引くんだよな。11月くらいから雨季に入るらしい。
結局よくわからない文章になっちゃったな。仕方ない。