国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

町を歩いて雰囲気を感じる Tsumeb 2日目

 前回まではこちら  ↓

 さて、2日目です。
7時頃に起きて朝食。こういうバックパッカー宿だと朝食は付いてないんで、だいたいコーンフレークと牛乳を前日に買っておいて数日の朝食にする。けど、共用の冷蔵庫やキッチンだから、名前書いておいても勝手に使うヤツとかいるけどね。今回は大丈夫だった。
 
f:id:yusuke19851124:20140924163536j:plain
 
 今日行ったのはTsumeb mining museum。ツメブは鉱山の町だったので、その歴史を展示している。入場料は25ナミビアドル。宿から徒歩5分もない距離だった。博物館の前には、国連の支援によって作られたという広い公園があって、緑豊かでいい感じ。
 
f:id:yusuke19851124:20140924163557j:plain
 
 展示内容は、ナミビアの各民族の紹介から始まって、ドイツ支配時代の武器や生活があり、次に鉱山の歴史がありました。世界でツメブでしか採取できない鉱物もあり、最近の趣味が鉱物集めの僕としては非常にエキサイティングでしたね。
 ナミビアのような国で、美術館や博物館に行くような人は珍しいので、この日も客は僕だけしかいなくて、めちゃのんびりと観れました。前に来た人は、3日くらい前にドイツから来たらしい。ビジター名簿見ると、だいたい1日に1組くらいしか来てない。こんなに面白いのにね。
 
 次は、Tsumeb art & craft center というところへ。ロンリープラネットによると、ここはローカルな人のアートや民芸品を展示して購入することもできるってな感じで書かれてたんだけど、実際は美容院やらパソコンスクールや電気屋みたいなのがあって、その奥にお土産屋があるだけって感じだった。お土産屋のおばちゃんはまたまた気さくな人で、ツメブのことや日本のことをいろいろ話した。何年か前に日本人ボランティアにあったことあるって言ってたな。写真は特になし。
 
f:id:yusuke19851124:20140924163658j:plain
 ツメブ鉱山って、町からすぐのとこにあって、もう閉山してるみたいなんだけど、中に入れないかなと思ってトライして、セキュリティに断られて駄目だったので、高台から見えないかなと思って近くの丘に登ってみたけど駄目だった。写真は、高台からなんとなく撮ってみたところ。
興味あるんだけどなー。観光鉱山みたいにしたらいいと思うんだけどね。愛媛の別子銅山跡みたいに。
 町をぶらぶらしてたら、鉱山会社のオフィスがあったから訪問して見学できないか聞いてみたけどダメだった。
 
f:id:yusuke19851124:20140924163924j:plain
 そして、今日の予定の最後の、Tsumeb cultural villageへ。
 ここは、ナミビアの各民族の住居を実物大で再現してるってやつだったんだけど、ところどころ作りかけだった。入場料は55ナミビアドル。
けど、取り組みとしては面白かったし、広い敷地に各民族の家があって、けど誰もいないというのはある意味面白かった。やはり他の観光客はいなかった。
建物の中は、ヒンバ族の装飾品や武器や毛皮もあって、意外と楽しめた。
 ノルウェーの援助で建設されたらしく、ノルウェーの町の宣伝も少しされていた。
たしかに、アフリカの生活にどっぷり使ってると北欧とか行ってみたくなるね。涼しいのかな。
 
 途中、芝生の上で寝ながら何かを話し合ってる女の子達がいて、呼び止められたから話を聞いてたら、今度新しくオープンするレストランのウェイトレス採用試験の勉強をしてるらしい。どんな問題かと思ったら、その店のメニューを全部覚えて答えなきゃいけないそうだ。日本のアルバイト採用面接よりも大変なんだね。
 
 そんな感じでこの日1日はツメブの町をしっかり歩き回ってた。タクシー使ってもよかったんだけど、緑豊かだし舗装されてるし、歩きやすかった。合計すると10キロは歩いたんじゃないかな。
 
 帰りに宿の近所の家でヤギを解体してて、見学させてもらった。やっぱり手際がいい。内臓も全部たべるみたいで、頭と爪先と皮だけ残ってた。皮は売れるらしい。たしかにヒンバ族が腰に巻いてるのもヤギの皮だもんなー。ヤギはあんまり美味しそうではなかったよ。
 
そしてシャワー浴びて本読んで寝た。
 
明日はヒッチハイクして隕石を見に行く予定。
 
つづく