Livetune feat. 初音ミク「Redial」 僕のアイドル精神論
初音ミクの「Redial」という曲を聴いて、思うことがあったので書いてみる。
ボーカロイドの曲ってけっこうオタク向けだったりして、歌詞とか曲の展開とか気持ち悪いのもあって、僕はちょっと避けてるところもあったんだけど、この曲はなんだかとてもイイ感じで、今まで聴いたことのある初音ミクの曲の中で1番だと思った。
他だと、「Just be friends」とかぐらいだろうか。
普通に何度も繰り返して聴いてる。繰り返しに耐えるモノってのは、どれもとてもいいものだと思う。
このMVは、僕の中で考える、「あぁ、アイドルってこんな感じがいいよな」というのを的確に表現しててすごい。
監督は村上隆で、振り付けを考えたのは前田健だそう。松浦亜弥のモノマネをしてたあの人。けっこう有名どころが集まってたんだな。
livetune feat. 初音ミク「Redial」Music Video - YouTube
なんでこんな感じのアイドルがいたらいいな、と思うかなんだけど、純粋に「楽しそうに見える」というのが一番の理由かな、と。2次元だけど。
あと、映像がキレイ。ストーリーはちょっと謎だけれど。。。
僕は、AKB48やももクロとかもまぁ普通に可愛らしいなとは思うんだけど、特に強く惹かれるものはなくて、ガヤガヤしてるし、なんだか違うなと。
きゃりーぱみゅぱみゅが一番近いかな、とは思うんだけど、きゃりーさんはどちらかというと、ああいう世界観を表現するアーティスト的な立ち位置だから、どうもアイドルとは違うのかなとも思う。
ただ、ライブとかを見に行けば考え方も変わるのかもしれない。ももクロのライブとかすごいらしいしね。
で、何をもってアイドルなのか、なんだけど、「好奇心と孤独感」だと僕は思う。
たぶん、ルックスが幼くて可愛いとか、スタイルがいいとか、素直であるとかはほとんど関係ない。よっぽどひどくなければね。歌のうまさはあるかな。
だから、10代の少女である必要はないし、30代や40代の女の人でもいいと思う。
「好奇心と孤独感」を持っていれば。
ただ、やっぱり年齢を重ねるにつれて好奇心も摩耗していくんだろうし、孤独感というものも解消されていくんだろうと思う。まぁこじらせて変な方向にいっちゃう人もいるかもしれないけど。
たまに存在する、すごく魅力的なおばちゃんやおばあさんもそんな感じだと思う。
好奇心の強い人って、ポジティブなエネルギーを持ってる人が多いしね。そういうポジティブさというのが魅力になるんだと思う。それとそのギャップでの孤独感。
異性にモテる人ってそんな感じなんじゃないかな。若くても年とってても。
今のアイドルの方向性ってそっちを向いていないと思うし、あまり有名どころではないご当地アイドルみたいなのも、AKBやももクロ路線のガヤガヤした感じを狙っていってると思うから、僕の考えるアイドルみたいな人が出てきてくれたら、とても嬉しい。まぁ、ないだろうけど。
どちらかというと、ローカルな地方のアイドルにそういう人が出てきそうと思う。
僕は、日本に帰ったら愛媛県松山市の興居島ってところで働く予定で、愛媛にはすでに「ひめキュンフルーツ缶」ってアイドルグループがいるんだけど、ちょっと路線が違うので、僕の考える理想のアイドルを興居島のご当地アイドルとして発掘・育成するみたいなプロジェクトを作るのも面白いかもしれない。超ローカルだけど。離島だし。
結局、何が言いたかったのかというのは特にないんだけどね。なんとなくね。
アイドル自体に特に思い入れもないし。
ナミビアで一緒に働いてるナミビア人の同僚にこのMVを見せたら、意外と気に入ってました。日本の映像技術はすごい、と。歌ってるのも人間じゃなく、ボーカロイドという機械だ、と教えたら驚いてました。そりゃそうだわな。僕も驚くよ。
そういえば、このMVの初音ミクは日本人離れしたスタイルで、足もめっちゃ長く描かれてて、こんな人間おるかいなと思ってたんだけど、黒人女性の16歳ぐらいってマジでこれぐらい足長くて身体も細いんだよね。もっと年がいくと太ってきちゃうんだけど。
初音ミクは黒人少女のスタイルをモデルにしてるんじゃないかと思った今日この頃でした。
どうでもいいね。
ベッドにノミがいたらしく、全身刺されて痒くて痛い。とても悲しい。
交通事故に遭わないことを願いながら。
ではでは