国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

アルクアラウンドを聴きながら町を歩いてる

 今日は、テレ東系の番組でナミビアのことが放送されてたみたいですねー。しかも1時間しっかりと。

 
 内容も単なる旅番組じゃなくて、ナミビアの実際の生活や伝統民族の暮らしも出てたとか。さすが、テレ東。
 
 99.9%の日本人が行かない国なんだってね。
けどさ、ナミビアは2014年のロンリープラネットの旅行先ランキングで2位になってるし、首都のバックパッカー宿に行くと必ず1人は日本人がいたけどなぁ。
まぁ、日本人は1億人以上いるんだから、0.1%だけでも10万人か。めっちゃ来とるな、ナミビアに。
 欧米の白人は多いけどね。特にドイツ、オランダ、スイス。フランス人は今まで1人しか会ったことない。英語レベルが僕と同じくらいで面白かった。フランス人が英語苦手というのはほんとなんだな、と。
 アメリカ人は、すぐにFuck!!とか言ってるからすぐわかる。
 
 ツイッター見てたら、「ナミビア人はスーパーで買い物するときに金額を考えずにカートにモノをどんどん詰め込んで、レジでお金が足りなかったら、買えないものはそのままカートに放置してくから、品物を売り場に戻す専門のスタッフがいる」ってネタを扱ってたらしく、いい撮影センスしてるなぁと思ったよ。ほんとにそんな感じだしね。
 
 以前ナミビアに旅行に来られた人も、番組を見てたそうで、また行きたい国ナンバーワンです!と言ってたので、別にナミビア人でもないし、ただ1年以上住んでるってだけなんだけど、僕もナミビア楽しいしとても好きなので、なんだか嬉しい感じですな。
 

最近、やっていること

 で、そんな僕が最近ナミビアで何をやっているかというと、ただただ歩いてます。
 仕事もちゃんとやってますよ。進んでないだけで。
 
 先日、首都に行った時にバックパックを買いましてね。
 オスプレイのイーサー60 Mサイズを。

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 日本を出るときに持ってきたやつが空き巣に入られた時に盗まれてたんで、いつか買わなきゃなと思ってたんだけど、思い切ってこの前買っちゃいました。約2万8千円。
 たぶん日本よりほんの少し安いかな。
 
 帰国したら本格的に登山をして、アルプス縦走や厳冬期登山にも挑戦したいと思ってて、そのためには今の足腰じゃ全然ダメだから、鍛えないとな、と。
 
  自宅からオフィスまで3キロほどあるので、通勤時はバックパックにペットボトルを詰めて12キロほどの重量を背負いながら歩いてる。
 地面が砂地だから、膝にはクッションになっていいんだけど、全然進まないからキツいんだ。
 
 あとは、通行人からめっちゃ声かけられますな。どこに行くんだ??と。
 オフィスだって言うと笑ってるけど。
 

休日には高級ロッジへ

 休日は、ちょっと郊外の高級ロッジまで歩いていってキャンプサイトに泊まって翌日に帰ってくる、というのをやってる。この国は、車で移動が普通なので、でかい荷物を背負って歩いてると必ず声をかけられる。途中の小さな村では、外国人も珍しいので、子供なんかは大興奮してる。大人は、まぁ普通に挨拶するかな。


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こんなところや、

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こんなところで。
 
テントは、スーパーで寝袋とテントのセットが2千円で売られてたのでそれを買った。激しい雨の時は確実に雨漏りしそうなので、雨季の使用は限界がありそうだ。
 
 高級ロッジでもキャンプサイトは千円ほどなので、いい雰囲気の中でとても安く楽しめる。
 周りはリッチな白人旅行者や政府系のリッチな黒人だから、多少肩身は狭いけど、バーやレストランで一人でいると、一緒に話したりするので、かなり面白い。
 
 この間は、ベルギー人の夫婦で、旦那さんが柔道二段で日本語も少しできるらしく、話せて楽しかった。
 
 僕は一人でいることがだいたい多いんだけど、話しかけてくれオーラが出てるのか、それとも話しかけやすい雰囲気なのか、世界にはおしゃべりな人が多いのか、よくわからないが何かと話しかけられることが多いな。
 写真撮ってくれとか。
 鏡を見ても、そんなにいい人そうには見えないけど、まぁ、一人でいるから話しかけやすいんだろうなと思ってる。
 
 

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 レストランも豪華で、雰囲気もすごくいい。
値段が高いのがつらいかな。宿泊代よりも高いし。
 

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夜は本当に真っ暗になるので、何も見えない。

風が涼しくて気持ちいいんだけど、川のすぐそばなので、蚊が多いのが困るな。

 

 

 キャンプに行くときの荷物は、テントや寝袋やマットに食料や衣類も入ってくるから、結構重くて15キロくらいになる。
 本格的な雪山登山だと30キロの荷物らしいから、半分でしかないんだけど、これを担いで20キロの距離を歩くのはなかなか疲れた。
 

GPSロガーで歩いた距離を記録してみてる

 ロッジも、案内上は町から15キロとなってるんだけど、実際にGPSでログをとると20キロ歩いてた。

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Googleのmy trucksというアプリなんだけど、距離や消費カロリー、標高差なども記録できるので面白い。

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 そうそう、オスプレイバックパックの専門ブランドなんだけど、ほんとに使いやすいですよ。
 生地もしっかりしてるし、腰でしっかりもてるから肩も痛くならない。自分にサイズ感がぴったりだったのも良かった。
 
 男性用がイーサーで、女性用だとアリエルって名前になるみたい。背中のサイズが少し小さくなるのかな。
 
 そんな感じで、歩く日々ですよ。強盗に遭わないことを願いながらね。
 
 日本でも大切に使いたいから、帰国するまで盗られたり壊れないといいんだけどなぁ。
 
 
 だんだんと重量も重くして、3ヶ月後には30キロを楽勝で担げるようになりたいもんです。
 
 
 ちなみに、なぜ登山をしようと思ったのかというと、「孤高の人」を読んだからなんですねー。

 

 

 まぁ、小学生の頃はボーイスカウトに入ってたり、父親と西穂高に登ったり、同級生と石鎚山に登ったり、一人で塔ノ岳に登ったりとか、今までもちょいちょいと山登りはしてたんだけど、この漫画にはやられましたね。
 圧倒的なスケール感と孤独感。
 すごい好きなんだよ、この感じ。
 
 おすすめです。
 
 
 アルクアラウンドのプロモーションビデオもかっこいいですよね。サカナクション。ちょっと古いかな。
 
 
 
 ではでは