ナミビアで食べたローカルフード、名物的なものの写真がたまってきたので、まとめてみました。
現地の人の食事を食べてみるというのも旅の目的のひとつになってることが多くて、僕もとても興味があるので、レストランや路上で見かけると食べてみてます。
ナミビアはアフリカっぽいところと欧米っぽいのがうまいこと合わさって、かなり美味しいものが多いです。カロリーは高くなりますが。
ダイエットをしたい人には全く向かないと言えるでしょう。けど、美味しいです。
手で食べたり、スプーンやフォークがついてきたりと、お店によって食べ方はちがいますね。
レストランでの写真ばかりなので、フォークとナイフを使って僕は食べてました。
路上やマーケットでは手で食べてました。路上とかでは写真がなかなか撮りづらいんですよねー。目つけられて後で盗られそうで。
さて、写真を貼っていってみます。値段は、N$1=約11円です。
オシワンボチキンとマハングポリッジ at XWAMA restaurant
ナミビア北部のオバンボ族が住んでいる地域で育てられたニワトリを焼いて煮込んだような料理です。一羽まるごとか半分か選べて、N$100~160です。
マハングポリッジというのは、マハングという穀物(日本ではヒエみたいなもの)を粉末状にしてお湯と一緒に練ったものです。これはナミビア北部ならではのものらしいですね。他の地域では食べられてないとか。
旅行者が普通のメイズポリッジを食べることはあっても、マハングポリッジを食べることは滅多にないため、注文するとなぜか喜ばれます。お前もそれを食べるのか!と。
各種肉の串焼き at JOE's BEER HOUSE
クドゥやクロコダイル、オリックスなどのゲーム肉を一緒に串に刺して焼いたもの。ナミビアではハンティングも盛んで、ハンティング対象の動物の肉をゲーム肉と呼んでる。まぁ、普通にBBQですね。狩られた野生動物の肉なので、基本的には脂肪が少なくて赤みが多く、噛み切るのは大変ですが美味しいです。N$150。
ナミビアビーフのTボーンステーキとマハングポリッジ、ムテテとパンプキンリーブズを添えて at Tambuti lodge
僕の住んでいるRundu町には何軒かロッジがあってレストランが併設されてます。このTambuti lodgeは、ローカルな食事を食べれる唯一のロッジで他のところはピザやパスタが食べれます。
牛肉は、近所のファームで買ってきたもの。
ナミビアでは、牧畜も盛んなんですが、地域によって輸出できるものとできないものが分かれていて、Runduのあたりは
ナミビア国内か
アンゴラ・
ザンビアにしか輸出できないので、地元消費が多いです。たしか
口蹄疫の危険度かなにかで線が引かれてて赤線と呼ばれてるとか。
ロンリープラネットに書いてあったな。
ムテテは、Runduのカバンゴ族が大好きな副菜で、シソのような味がします。かぼちゃの葉を煮たものもこの地域でよく食べられていて美味しいです。
他の地域の人達は食べないものです。
ソースは、トマトベースで、甘辛い感じ。マハングポリッジは主食なので、日本で言えば定食のご飯みたいなポジションで、肉と一緒についてきます。N$105。
クロコダイルステーキとマハングポリッジ、パンプキンリーブズ at Tambuti lodge
Runduには乾季でも枯れない川が流れていて、ワニがたくさん住んでます。今のような雨季のシーズンだと、川で遊んでた子供がワニに襲われたとか、魚を獲ってた人がワニに食べられたとか、いろいろとニュースをやってるんですが、その川で獲れたワニをステーキにしたものです。淡白な白身の肉で、プリプリして美味しい。
肉食獣の肉って、哺乳類のは滅多に食べないのに爬虫類や魚類だと美味しいのが多いですね。不思議。
トラディショナルチキンとメイズポリッジ at Tambuti lodge
オシワンボチキンと似てるんだけど、カバンゴ州で飼育されてるニワトリを使ってるらしい。ソースの味もかなり違う。
オバンボ族とカバンゴ族は元々ひとつだったらしくて、食習慣や文化も少し似ている。
メイズポリッジは、トウモロコシを粉上にしてお湯と練ったもの。マハングよりもさっぱりした感じ。N$105。
西アフリカ風カレー at La marmaite
ナミビアのローカルフードかというと少し違うんだけど、西アフリカ風で日本とはまったく違った感じのカレー。
野菜も肉もたくさん入って、とても美味しい。ご飯ではなく、クスクスと一緒に食べる。
ナミビア人は、カレースパイスは好きでチキンとかに使ってるんだけど、カレーは作り方を知らないのか、あまり食べていない。味の濃さ
からしても好きそうなんだけど。まぁ
ビーフシチューをよく食べてるから似たようなものなのかもしれない。N$100。
クロコダイルサラダ at Tambuti lodge
カバンゴ川で獲れるワニを唐揚げにしてサラダにしたもの。
さっぱりして美味しい。N$100。
クドゥ、オリックス、スプリングボックのステーキ at JOE's BEER HOUSE
ナミビアではハンティングも盛んなので、野生動物の肉を食べることもできる。これらはゲームミートと呼ばれてて、首都のレストランや地方のゲストハウスで食べれる。ほとんどステーキしかないけど。
クドゥ、
オリックス、スプリングボックは国立公園でもよく見られる草食動物で、クドゥが美味しい。全体的に脂肪が少なくて、赤身が多く、
たんぱく質がよく摂れそう。N$150。
トラディショナルフィッシュ(ティラピア)とマハングポリッジ
カバンゴ川で獲れる魚の料理。やっぱりちょっと川魚の臭みはある。最近は、港町のほうからアジなどの魚も冷凍で運ばれるようになってきて、町の人はそっちをよく食べるようになってる。村のエリアの人達は、川で獲ってるけど。
さっぱりした味ですな。ムテテとよく合う。N$105。
クドゥのスモーク
ナミビアでは、乾燥干し肉が有名というか、みんな好きで、車を運転する時におやつ代わりにしてたり、酒のつまみにしてたりするんだけど、これはクドゥの肉をスモークしたもの。普通に乾燥させるよりも、生肉の食感があって、風味も良くて、前菜にぴったりだと思う。とても美味しい。N$80。
基本的に僕は、なんでも美味しく感じられてしまうので、味に関しては全然参考にはならないんだけど、
ナミビアではこういうものを食べれますよということが伝わればな、と思います。
ポリッジとか嫌いという人が旅人には多いんだけど、出来立てのやつはほんと美味しいですよ。僕は冷めてても好きだけど。ムテテも。
まぁ、ピザも美味しいんですけどねー。
あと、料理にはスパークリングウォーターが合うと思います。
ソーダとかみたいに甘いやつじゃなくて、ただの炭酸水。
料理自体が味が濃いんで、さっぱりしたのが欲しくなる。ビールでもいいんだけど。
ではでは