国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

The Hunchback of Notre Dame ものすごくいい映画だった。

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 観た。

 ものすごくよかった。感動した。

 

 以前に首都に行った時に買っていて、そのうち観ようと思ってほったらかしになってたんだけど、これはめちゃめちゃよかった。

 ナミビアはDVDがなぜか安くて、3枚で1000円セールとかをよくやってるので、マンマ・ミーアとライフイズビューティフルと一緒に買っていた。他にもアラジンやリトルマーメイドなどを購入。

 日本では吹き替え版とかを入れてるから高くなるんだろうね。

 

 ディズニーはライオンキングや美女と野獣などは観たことあったけど、ノートルダムの鐘は初めて観た。調べてみると、リトルマーメイドやアラジンに続く80~90年代のディズニーミュージカルシリーズ最終作らしいんだけど、アメリカでも日本でも興行収入的にはあまりよくなかったらしい。だからなのか、僕はこのアニメの存在すら知らなかった。

 タイトルはなんとなく聞いたことがあった気もするんだけど。

 まぁ、ディズニー映画を観たのって、学校の授業とか遠足のパスの中とかくらいの記憶しかないから、そういうところで流す内容の映画ではないのかもしれない。

 ストーリー、キャラクター、映像、セリフ、音楽、歌。どれをとっても無駄なところがなくて、僕の好きな感じでめちゃめちゃ良作だと思うんだけど、ヒットしなかったのは不思議だな。

 

 確かに、ディズニーらしくないと言えばないんだけど。かなりひどいいじめのシーンもあるし、全体的にテーマは重めとも言える。ひとりの人間の孤独という感じ。昔観たWICKEDに近いような印象を持った。

 最初の、群衆とノートルダム大聖堂のシーンから圧倒される。テレビで観るよりも、パソコンの画面でヘッドホンをして観るほうが迫力があった。

 原作はかなり鬱々とした感じで終わるらしいんだけど、この映画ではハッピーエンドで終わるので、観終わった後はすっきりしてる。

 

 この話は、醜い容姿の鐘つき男とジプシーの女性についてなんだけど、ジプシーという人たちにもとても興味を持った。ヨーロッパでは一般的にロマと呼ばれてて、決まった地に定住せずに移動しながら暮らしている。けっこう犯罪に関わってたりして、問題にはなってるらしい。

  パリのノートルダム大聖堂にもとても興味を持った。これは行かなきゃならないでしょう。

 来年行こうかな。


 まぁ、ここで僕がストーリーの話やら映画の評価をしても何もおもしろくはないのでそんなことはしないんだけど、僕にとっては衝撃的ともいえる良作映画だった。

 

 ブロードウェイや劇団四季でミュージカルにならないかなー。絶対見に行くのに。

 

 感動作で言えば、タイタニックを観て以来くらいだな。あれから15年くらいか。

 もともと映画をみるということがそんなにないんだけれども。

 

 英語版だったけど、使ってる単語が多少わからないのが多かったから英語字幕をつけて観てた。それでなんとかついて行けてる感じ。

 

 ナミビアで暮らし始めて1年半ほど経って、相手の喋る内容はほとんどわかるようになったし、自分の言いたいこと、あれやってくれとかこうして欲しいとか意思を伝えることはできるようにはなった。

 まぁ、文脈から内容を判断してるとこもあるんで、突拍子もない話とか、突然話が変わるとわからなくなったりするんだけど。

 で、あとは感情表現というか自分の気持ちをスムーズに伝えるということが全然まだできないので、こういうアニメや映画のセリフの言い回しを参考にするというのもけっこう役に立つ。

 

 特にこのノートルダムの鐘は使えそうなセリフも多かったので、何度も繰り返して観れば、感情表現も上手になれるんじゃないだろうかという気にもなってる。

 

 つまらない映画だと繰り返し観ることに耐えられないけど、これは何度も繰り返して観たくなるものだった。歌も歌いたくなる。

 

 そして、やはり主人公のカジモトに自分を重ね合わせながら見る人も少なくないんじゃないかな、とそんなことも思ったりしながら、またテレビのスイッチを入れる。

 

 日本に帰る時には、いま住んでる家の隣人の子供にあげようかなと思うんだけど、12歳くらいの年齢でこの映画を楽しめるのかどうかはよくわからないな。

 

 ではでは

 ごきげんよう