マイナーな国に行くなら「Lonely Planet」よりも「Bradt」のほうがおすすめ
My backpack at N'kwazi lodge.#africa#namibia#rundu #n'kwazi#backpack
まぁ、タイトルの通りなんですが、「Bradt」というガイドブックがとてもよかったので、ナミビアのようなマイナーな国に長期旅行に行こうという人にはとても役に立つなと思いました。
僕も、旅行のガイドブックってなると「地球の歩き方」と「Lonely Planet」くらいしか知らず、ナミビアに赴任する時もAmazonで「Lonely Planet」を買って持ってきたんですが、ナミビアの本屋で「Bradt」の存在を知って、こっちのがいいんじゃない?と思ったわけです。
カバーしてる国も、ナミビアやアンゴラ、マリやブルキナファソもあって、イラクや北朝鮮もあるから、イギリス人の旅に関する情熱はすごいと思います。世界中に植民地を作って運営できただけありますよ。さすがです。
Lonely Planetが詳しく書いてない国を狙って出版してるような感じです。
なので、主要なイギリスとかドイツとかに行くのは「Lonely Planet」で十分だと思います。というか「Bradt」では出版されてない。
Botswana and Namibia (Lonely Planet Botswana and Namibia)
- 作者: Alan Murphy,Anthony Ham,Trent Holden
- 出版社/メーカー: Lonely Planet
- 発売日: 2013/06
- メディア: ペーパーバック
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「Bradt」も写真は少なく、文字による情報量がとても多いんで、最初はとっつきにくい感じもするんですが、やっぱり慣れてくると「Lonely Planet」や「Bradt」の方がいいなと思うようになります。
初めてマイナーな国に行くときは、「地球の歩き方」や旅人や青年海外協力隊のブログなどで大体のイメージを掴んでおいて、実際に購入するのは「Bradt」と言うのがベストかな、と僕は思います。そのうち慣れます。安宿やレストランの情報が素晴らしいんです。
Amazonなら2,000円~4,000円くらいで買えますしね。紀伊國屋書店やブックファーストでもなかなか売ってないんじゃないかな。洋書買うと高いですしね。
ナミビアも8月末に新しいバージョンが出るらしいですよ。
まぁ、そんなに変化のない国なんで古くても影響はなさそうですけど。そういえば、今月末で、首都にある鉱石コレクターには有名な「House of Gems」が閉店してしまうそうです。ナミビアで採れるアクアマリンやトパーズからディオプターゼやクォーツを展示したり売ってたりする店なんですが、50年以上経って高齢化を理由に引退だそうです。残念ですね。Omaruruの鉱石ショップは長く続いてほしいもんです。
こういうイギリス出版のガイドブックは、国の歴史や政治経済、言語や習慣などもしっかり書かれてるので、旅のためだけではなく、その国を理解しようとするときにも役に立ちますよ。僕もこういう旅の本から勉強しました。政府の出してる情報とそんなに違いもないですしね。
ナミビアみたいな途上国だと、民主主義でも実際は一党独裁というか、与党意外にまともな政党がないみたいなところがあって、政府資料だと与党万歳!で偏りがありすぎるし、かといってそれ以外の資料はほんとに調査したの?みたいなものもあるので、案外旅行書のほうがしっかりしてたりします。
以下、「Bradt」がカバーしてる国や地域をとりあえず。↓
電子書籍版もあるみたいですね。
Bradtのカバーしてる国
アフリカ
中東・アジア
ヨーロッパ
アメリカ
興味のある国がたくさんありますわぁ。
イラクとか、2010年版らしいんだけど、よく取材にいったよね。
というか、観光で行く人なんてまだまだいなさそうな気もするんだけど。
僕も中東にはとても興味があって、行きたい国はたくさんあるんで、早く落ち着くことを願います。歴史的に複雑すぎて、難しいんだろうけどね。
ではでは