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南アフリカ産のワインが好き 美味しいワインの見つけ方

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ルクルーゼのワインオープナー #namibia #windhoek #grovemall #lecruset

 ナミビアに来てからワインが好きになって、この1年9ヶ月くらいの間にけっこう飲んできたんだけど、だいぶ傾向というか自分の好きなワインというのがわかってきたと思う。まぁ好きか嫌いかの判断ができるようになったというだけで、このワインの産地はどこで何年に作られたものでとかいうのはまったくわからないんだけど。

 ワインってすごい面白いのが、ブドウの種類や作られてる場所でぜんぜん味が違うのはもちろんのこと、年代や温度や保管状態によっても本当に全然ちがうんだよね。そんなの気にするのはプロとかソムリエだけくらいかと思ってたら、素人の僕にでも味の違いがわかるんだから、些細なことが本当に大きく響くんだなと思う。

 ナミビアには、Tassenburgというめちゃ安いナミビア人大好きなワインから1本が5千円くらいするちょっと高級なワインまでがあって、そのほとんどは南アフリカ産で、たまにチリ産やポルトガル産を見るくらいでフランスやイタリアのワインはほぼ見かけない。ドイツや日本やニュージーランドも。

 

 僕の好きなワインのタイプは、まろやかな味わいで香りも特に強くなくて、まぁ言ってみれば平面的な感じというか、絵でいうとモネとか音楽でいうとミスチルとか、漫画でいうと「動物のお医者さん」みたいな、尖ったところのないワインが好きです。わかるかな??無理?僕の語彙力の不足です。

 

 で、こういうタイプは価格も平均的というかミドルクラスくらいで、だいたいN$80~150くらいで見つけられます。それ以上高いワインを買ったことないからわからないんだけど、まぁこの価格帯でけっこう満足できる味を見つけてます。そのうちもっと高いのも挑戦してみようとは思うんだけど、まぁなかなかね。

 

 最初の頃はブドウの種類とかよくわからなくて、適当にラベルがかっこいいのを買ってみてたんだけど、最近は産地とブドウの種類を見て買うようになりました。ワインオブオリジンっていうのが産地の表示らしくて、それがステレンボッシュというところならたいがいハズレがないです。ブドウの種類はメルローが一番好きな感じでした。

 

 僕の中の順番で行くと、産地は、ステレンボッシュ←ウエスタンケープ←スヴァルトランド←ノーザンケープ←サウスアフリカという感じですかね。ブドウの種類は、メルロー←シラーズ←カベルネソーヴィニヨン←ピノタージュという感じです。基本的に赤ワインのが好きですね。白だと、あんまり違いがわからないんですが、シャルドネ←シュナンブラン←ソーヴィニヨンブランって感じでしょうか。

 

 値段の安いワインほど、キリッとしてるというかツンツンしてる味がして、香りもキュッとしてることが多い気がします。まぁ冷蔵庫で冷やしてるとミドルクラスのワインもそんな感じになりますが。というわけで、僕はやはり常温くらいにしたぬるい赤ワインのが好きですね。

 白ワインだと、冷蔵庫で冷やしてキリッとさせたほうが美味しい気がする。というか、赤ワインと白ワインって味が全然違うというか求めるものが全然違うからもう別の飲み物って感じだよね。白ワインはたしかに魚介類に合う気はするんだけど、こっちでは魚介類を食べることがほぼないから、やっぱり自然と赤ワインを選ぶようになっちゃうよね。

 

 ブドウの品種による違いを調べてみたら、こんな感じらしいです。南アフリカで主に使われるのはこれらの種類 ↓ 。フランスとかとはだいぶ違うんですね。

ウィキペディアで見るだけだと情報量があまりにも少ないので、日本に帰ったらワインの本もちゃんと読んでみたいですね。

赤ワイン

カベルネソーヴィニヨン

温暖な気候を好み、皮が厚く、タンニンを豊富に含むため、長い熟成に耐える。

香り豊かで後味が深いが、口の中での味わいには欠けるところがある。スミレ、ブラックカント、杉、スパイスの香り。収穫までに要する時間が長く、収量も少ない。

シラーズ

濃い紫色を帯びたガーネット色。フルーティさとタンニンのバランスがよく力強い味わい。フルボディで香味が強い。

メルロー

深みのある色合いと、きめ細やかなワイン。まろやかで口当たりのいいワイン。さわやかで軽口。

ピノタージュ

絵の具のような香りを持った赤ワイン。ピノノワールとエルミタージュの交配から生み出された南アフリカの品種。

白ワイン

シャルドネ

オークを使わなければふつうの柔らかなワイン。フルーティな香り。

オーク樽を使うと、年月を経るうちにスモーク、バニラ、キャラメル、バターの香りを醸し出すようになる。

ソーヴィニヨンブラン

青草、ハーブ、熱帯果実の香り。明るい緑色。酸味が強く、フレッシュ感があり、魚介類や特に生牡蠣に良く合う。

シュナンブラン

スパークリングワイン、辛口白ワイン、遅摘みの甘口白ワインなど。

 

 まぁ適当にワインに関して学んだことを書いてしまいましたが、まとめるとこんな感じです。

 

  •  ステレンボッシュ産でメルローの赤ワインを買えば間違いない!
  •  屋内で日のあたらないところなら夏でも20度くらいのはずだから、常温で飲むほうが美味しい!
  •  結局好きなワインは人それぞれでしかないという結論に至るので、安いのから高いのまでいろいろ試してみて好きな味を見つけるといい!僕は自分の味を見つけた。

 

 日本でもいくつかは南アフリカ産のワインがあるらしいんだけど、気に入るのがあるのかどうか。お土産で何本か買って帰りたいとは思うんだけど。

 

南アフリカワイン専門のワインバーでも開くかな。

 

  そういえば、最初の頃は飲んだ後のコルクを集めてたんだけど、けっこう量が多くなってきてかさばるし、特に印字とかがないものもあったので結局ラベルだけノートに貼って記録してる。けっこううまくはがすのが難しいんだよね。お湯であっためて粘着部分を溶かしたり、水でふやけさせたり。高いワインほどはがすのが難しいのはなぜなんだろ。まぁしかし、いい記録になるんじゃないでしょうか。

 

 

ではでは

ごきげんよう