国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

ナミビアで犯罪に遭わないために僕が気をつけてること等々 ①

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出張販売中のヒンバ姉さん@Windhoek

 

 さてさて、僕はナミビアに来て早々に強盗というかひったくりに遭って、その後、家を留守にしてるときにドアを壊されて空き巣に入られて、協力隊の中でも犯罪に遭っているほうなんでございます。

 まぁ最初の4ヶ月で2回もやられたもんだから、かなり慎重な性格になったよね。油断してたわけでもないんだけど。運が悪かったんだと思いたい。そういえば空き巣に入られて以降は、いろいろと一人旅にもいったし、首都にも何度かいってるけど、犯罪被害に遭ってないな。俺は反省すると強いぜ、というところでしょうか。元ネタわかる人いるのかな。

 

 この前の定例会議でも安全管理の話題とか出てて、というか泊まってる宿で犯罪に遭った人もいて、僕が会ったことのある旅行者の人も強盗にあってたりして、気をつけててもやられるというところで、ある意味あきらめてる部分もあるんだけど、せっかくなので自分が被害にあったケースも紹介しながら、僕が気をつけてることを書いてみたいと思う。

 これを読んだ人が多少なりとも被害に遭わないようになればいいんだけどね。まぁ気をつけててもやられるんだから、本当に運なんですよ。犯罪者は射殺してやりたいですけどね。ミンチにしてソーセージに詰めて、うちの猫に食べさせたいわぁ。クソ不味そうだな。捕まえたら全員ブライにして焼いちゃえばいいんだよな。

 

 まず最初のひったくりなんだけど、夕方6時くらいに首都のロバートムガベ通り(名前からしてもう縁起が悪いよな)を同期隊員5人と歩いてたら、後ろから近づいてきた車の助手席に乗ってた男に車の中からウエストバッグを捕まれて強奪されたという感じ。車はすぐに逃走。すごい鮮やかな犯行だった。全部で10秒くらいしかかかってないんじゃないかな。スマホと小銭入れとか入れてたかな。パスポートとかカード類は腰巻きに入れてて無事だった。スマホが悔やまれるんだよな。7万円くらいしたから。

 ウエストバッグは、ベルトにバックルで固定するような簡単に外れるタイプだったからまだよかったけど、たすきがけにしてたら引きづられてたな。このときは、人数も多くて歩道も狭くて、どうしても車道側を歩くような状況だったからまずかった。目的地も車の進行方向側だったからそっちを歩いてたし。普段は進行方向とは逆側を歩くようにしてたのに。

 1月だったからまだ全然明るい時間帯だったんだけど、たしかに人通りは少なくて僕ら以外は道を歩いてなかったし車も走ってなかった。JICA事務所の近くでもあって、白人の富裕層が多く働いてるところでもあるから、ある程度狙いは付けられてたと思う。車はぼろいカローラみたいなのでナンバーも隠されてて、警察にいっても相手にされなかった。というか、警察の犯罪被害窓口みたいなところにいったんだけど、すごく人が多いんだよな。駐車してた車の窓ガラスを割られて荷物を盗られた白人とか家に強盗に入られた黒人とか、財布をすられた白人とか、バッグを盗られた黒人とか。警察もロクに相手にしてくれないはずだよ。犯罪多すぎ。

 ロバートムガベ通りのJICA事務所付近は、夕方5時を過ぎると人通りも車もほとんどなくなるから、絶対歩かないほうがいいと思う。昼間はまぁ大丈夫かな。早朝はわからない。

 

 で、次の空き巣に関しては、配属先が最初からドアに鉄格子を付けてたら問題はなかったんだけど、「この辺りは安全だから大丈夫だ、来週つけるから」とかなんとかいって結局1ヶ月以上ほったらかしにされたせいでドアを壊されて空き巣に入られた。まぁすぐにドアを直させて、鉄格子も付けさせて、ガードマンも常駐させるようにしたんだけど、今でもけっこう許せない。スーツケースや自転車やラジカセなんかを盗られた。あとせっかく集めたジンバブエドルを盗られたのが一番むかつく。100兆ドルまでコンプリートしてたのに。スーツケースもクローゼットの中に入れてワイヤーロックでガチガチに固めておいたんだけど、クローゼットも派手に壊されてたな。パスポートとかスーツケースに入れて保管してなくてよかったよ。JICAの指導通りにしてたらやばかった。やっぱり常に身につけておかないとね。

 スーツケースの中には日本で使ってた財布とか書類とか入れてて、運転免許証や銀行カードやクレジットカードなんかを入れてたから、帰国してからの再発行手続きがとてもめんどくさそう。

 留守にしてたのは、町役場対抗のスポーツ大会というのがあって他の町に行ってて、役場の人間がほとんど町にいない状態だったから、あの家はしばらく留守だと、どこかから情報が漏れてたんだと思う。明かりもつけっぱなしにしてたんだけどね。まわりは黒人ばっかりのエリアだから、アジア人みたいなのが住んでたらそりゃ目立つだろうしね。

 近所の人と仲良くしてたら、家を留守にしてても周りが見ててくれるから大丈夫とJICAや配属先はいうけど、一切信用しないほうがいいと思う。隣の家の人も、出かける前は、しっかり守っておくから任せとけとか言ってたわりに、空き巣に入られたというと、オーマイグッドネスしか言わなくなった。まぁしょうがないけどね。

 旅行などで長期間家を空けるときは、民間のガードマンとかを雇ったほうが確実。ドアや窓に鉄格子を付けてても簡単に切る道具もあるし。Runduの中国人は鉄格子を切られて侵入されて殺されてた。まぁそのガードマンが裏切る可能性もかなり高いんだけれど。救いがないよな。

 で、以下は僕が気をつけてることをとりあえず思いついた順番に。

 と思ったんだけど、すんごく長くなってきたので2回に分けますね。あんまり長いと読みづらいもんね。

 

 ではでは

 次回に