国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

協力隊から日本に帰ったあとの仕事のことなど

 さて、今日も熱帯夜で暑すぎる上に断水でひどいことになっているのでブログでも書こうと思います。テーマは、日本に帰ってからの予定について。あと2ヶ月ちょっとで帰りますのでね。

 

 青年海外協力隊の人たちの帰国後の進路というか、日本に帰ってから何をやってるのかということについては、国際協力系に進んだ人以外は、書かれているブログもなかなか見つけられなかったので、僕の場合を書いてみたいと思います。

 「ふーん、こんな道もあるのかい」程度に思っていただければ幸いです。

 

 あと、このブログは帰国後もずっと続けていく予定です。さすがに協力隊ブログランキングに参加し続けるのは申し訳ないので別のカテゴリーに移るつもりですが。

 もしよければFeedlyとかで登録して読み続けていただければと思います。楽しく読んでもらえるようにがんばります。

 

 さて、僕の進路としては、簡単に言うと「農業で起業」ということになります。JICAの進路調査票でも起業って書いときました。 

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 まぁ僕自身は農家の子ってわけでもなくて、引退する農家の人の跡を継ぐんですが。

 大学生時代は愛媛県で過ごしてて、その頃にアルバイトでお世話になってた柑橘農家の方の事業を継承していくというわけです。みかんとかいよかんとかはるみとか。

 大学時代は収穫シーズンにずっと住み込みでアルバイトしてたし、社会人になってからも交流があったので、わりと信頼されてたのかなと思います。協力隊に参加する前も、有給消化中にボランティアで手伝ってたんですが、「あんたがみかんやってくれるなら畑も車も全部貸してやるよ」と言われてました。で、僕もしばらく考えたんですが、今後の人生をかける価値が十分にあると思ったので引き受けました。

 先祖代々の畑を他人にやらせるのはなかなか勇気がいりますもんね。それを託される僕の方もなかなか覚悟がいりますが。まぁわりと勝算はあるんですけどね。村上春樹の言う「根拠のない確信」というやつなんですけど。これがあると自分のやるべきこともなんだか見えてきます。

 

 設備や機械も引き継げるので、初期投資がそれほどかからず、飲食店で言うと居抜き物件を借りて開業できるという感じでしょうか。

 本気で農業で稼ぐつもりなので、会社を設立して法人として事業を行う予定です。10年後に正社員10人、売上高1億円を達成していたいんですが、まぁどうなるかはわかりません。今のところは大学時代の同級生と2人で始めてく予定です。会社設立の本とか経理の本を読んでると、正社員を雇うのって会社にとってかなりリスクなんですよね。日本の企業が派遣とか契約社員ばかりになるのもわかります。

 まぁ最初は、今の農家の人たちと一緒に、手伝ってもらいながら小さくはじめていきたいなと思ってます。TPPでうんぬんというのもありますが、オレンジはもともと関税ゼロだったし、どちらかというとチャンスのが多い気がしてます。ナミビアでもいろんんなフルーツ食べましたけど、愛媛のいよかんは唯一無二なんだなとわりと思うんです。

 

 あと、田舎で空き家も多く、持ち主の人たちもなんとかしたいと思ってる人が多いので、それらを借りてリノベーションし、ゲストハウスとカフェも運営したいと思います。農業体験やマリンレジャーなどのアクティビティも用意して。

 これは3年後には実現しておきたいですね。Airbnbを利用して海外にも宣伝したりして。愛媛なら登録物件も少ないですし。

 

 というわけで、僕は日本に帰ったら起業をするんですよ。このブログも、そういう内容になっていく予定です。

 これからは国際協力系に直接関わるつもりはないんですが、カフェなどにナミビアやアフリカの展示をして、世界にはこんなところもあるんですよということを伝えたり、事業で出た利益のうちの一部をナミビアでの動物保護や環境保護のファンドに寄付したりという活動はしていきたいと思ってます。

 農家としては、お世話になった人たちが僕を信頼して任せてくれているので、その期待にこたえて愛媛県で一番になることをまず目指します。わぉ!っておどろかせてみたいですよね。いずれは世界に輸出もできるように計画を考えていきます。まだ全然思いつかないですが。

 

 あと、協力隊に参加してると、ボランティア代というか帰国後手当というような感じで日本の口座に200万円ほど入るようになってるんですが、このお金の使い道ってけっこう悩みませんか??

 なんだか無駄遣いもできないし、生活費に消えてくのも悲しいし、貯金というのもなんだかなぁという感じだし。

 やっぱり、せっかく青年海外協力隊という珍しい経験をして得たお金なので大切に使いたくて、自分で納得できる使い方をしたいと思うんですよ。

 僕は、会社設立の登録費用などで30万円、資本金で100万円を使う予定なんですが、わりと使い道としては納得できるんですよね。いい使い方してるじゃんみたいな。農業で利益がでないと生活的にマズいことにはなるんですが。税金高いし。

 

 

  で、起業以外にもう一度大学で勉強したいとも思ってたので、その学費に使おうかなと思います。

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慶應義塾大学 通信教育課程

  愛媛大農学部のときは水理学を専攻してて、汚染物質の拡散シミュレーションで論文を書いたような気がするんだけど、自分でもよくわからないまま書いてて、こんなんでいいのかなという気持ちを抱えたまま卒業して就職してしまってたので、もう一度きちんと論文を書いて、自分で納得して大学を卒業したいなと思います。

 調べてみると、通信制なら60万円ほどなんですよ。入学から卒業まで。安いよね。

 で、通信制大学っていくつもあるんですけど、その中でも一番難易度が高くて卒業できる人が少ないという慶應義塾の通信コースがいいかな、と。学費も安いですし。

 やはり挑戦するなら難しいところにチャレンジしたいし、慶應通信の人はブログを書いてる人が多くて、それを読んでると勉強する内容も充実してるんですよ。まぁレポートとか試験とか大変そうではありますが。学部は文学部で英文学にするか法学部で法律にするか経済にするか迷いますね。全部面白そうですから。やはり法律かな。会社経営していく上では法律を知らないと話にならないし。

 

  あと、ボートの免許も取りたいと思います。2級小型船舶免許。

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 船とか飛行機とか乗り物系はもとから好きだったんですけど、竜馬がゆくを読んで以来、ずっと自分の船がほしいとは思ってまして。取得費用が10万円ですね。

 2級小型船舶免許があれば、沿岸から5キロ以内はどこでも航行できるので、日本一周もできるんですよ。やる気さえあれば。

 事業としてもマリンレジャーを売りにしてお客さんを呼びたいので、いずれは船を購入するつもりです。冬は収穫作業、夏は観光産業という感じ、良さそうですよね。

 

 これらで200万円をきちんと使う予定です。うん、納得できるわぁ。

 

 

 

 あと、予備自衛官にも応募する予定です。

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予備自衛官補:各種募集種目:自衛官募集ページ:防衛省・自衛隊

 やはり、いざというときに冷静に対処できる人間でいたいし、そういう組織を作りたいと思ってるので、予備自衛官の訓練を受けて鍛えていきたいと思います。南海地震も起こりそうですしね。まずは予備自衛官補として採用されて3年間で50日の訓練なので、たぶん香川の善通寺の基地にいくことになるのかな。予備自衛官に関するブログも少ないので、このブログとは別に応募のことや訓練のことなど詳しく書いていこうかなと思ってます。

 

 他にもやりたいことはたくさんあって、油絵を描きたいとか、小説を書きたいとか、バンドをやりたいとか、高校の非常勤講師をやりたいとか、家庭教師をやりたいとか、トライアスロンとか、陶芸とか、ヴォーカルスクールとか、革細工とか、まぁいろいろあるんですけど、人生の時間はとても少ないので、自分でやると決めたことくらいはしっかりとやり遂げたいなと思うわけです。

 

 協力隊のことに関しては、日本での帰国時プログラムのことまで書いて、そこで終了にしようと思ってます。帰国してから1ヶ月後くらいにあるという帰国後研修に関しては参加しないので。それまでに、僕の協力隊でのことは全部まとめてブログとホームページに書いておきたいと思ってるんですが、なかなかうまくまとめれてません。まぁなんとかうまくやりきりたいと思います。

 

 ではでは

 ごきげんよう