国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

こんな夜は、「僕」とお酒の話でもしようか Vol.3

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 先週の土曜日、なぜか呼び出されて休日出勤したあと、同僚の家でウイスキーを飲みながら、ブラジル対チリ戦を観ていた。
 
 この酒は、ボトル8,000円するらしい。うまかった。ロックでは強すぎて飲めないので、スパークリングウォーターで割ってウイスキーソーダに。
 
 ワールドカップは、アジア勢もみんな敗退し、日本もいなくなってるから、国内だと盛り下がっちゃってるのかもしれないけど、決勝トーナメントのが断然おもしろい。
 
 ブラジル対チリも、コスタリカギリシャも、最後はPKだったから、どっちが勝ってもおかしくないくらいだったと思うんだけど、あれくらいの試合をみると、なんだかほんとに嬉しくなるよね。
 
 シュートがほとんどゴールの枠内に打たれてるってのも面白い理由なのかな。
明々後日の方向に飛んでっちゃうとしらけるよね。日本みたいに。大久保選手が、メンタル面がだめだったとか、勝とうという気持ちが負けたとか言ってたけど、お前が言うなやって思うよ、ほんと。
 
 個人的には、チリがすごい好きで、最後まであれだけの運動量でシュートも打ち続けてほんと感動的だった。スポーツで感動するなんて、相当に久しぶり。
役場対抗のスポーツ大会でやったバレーボールも感動的だったけれど。
 
 で、スポーツを観て感動して涙を流すってことは、かなり特別なことなんだなって、サッカーを観ながら思った。
 
 実際にプレイしてる人達が、勝って嬉しいとか負けて悔しいというので涙を流すというのは理解できるんだけど、観客とか応援してる人が涙を流すというのは、あまり見たことないんじゃないかな、と。日本だとよくあるけどね。
 スラムダンクでもハルコさんがよく泣いてるよね。

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 ナミビアの人達も、サッカーは大好きで、大騒ぎしながら応援するんだけど、試合をめちゃくちゃ集中して観てるかというとそうでもない。まぁそれが気楽でいいんだけど、スポーツで感動してる姿ってのは見たことない。
 なんでだろうって考えてみたんだけど、わからなかったな。
 学生時代とかに実際にプレイしていて、経験があると自分と重ね合わせながら試合を観れるから感動するんだろうか。
 ナミビアだと、せいぜい遊びでサッカーやバレーをやるだけだから、よっぽど強いところかナショナルチームじゃないと真剣にやらないもんな。
 というか、感動してるところってのも見たことないな。普通に。
 嘘泣きみたいなのは何回かあるけど。
 
 昨日のギリシャコスタリカ観てたら、延長戦のあたりから、コスタリカ側に、泣きながら応援してる女の子というか女性?が映像に写ってて、それが可愛らしくてね。いいよね、ほんとに一生懸命に応援してる姿って。選手も一生懸命だから応援もしたくなるよね。
 
 スポーツを観て泣くなんて、日本人特有の感情なんだなって、ブラジル対チリの時には思ったんだけど、案外、世界共通かもしれないと思った。
 
 おっと、酒の話を全然してなかったね。まぁいいか。
 ウイスキーソーダが美味しかったんだ。それだけ。
 
 まだまだたくさん面白い試合があるけど、僕はオランダが優勝すると思うんだ。
 感動的な試合を期待してる。
 
 そして、僕も、女の子に、泣きながら応援されるくらいに、一生懸命に自分の仕事に取り組みたいと思うよ。
 なんてね。