国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

南半球のナミビアで見れて、日本からは見れない星座 まとめ

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 ナミビアは、工場など空気を汚染するものもなく、湿度も低く乾燥し、標高も高い場所が多いため、世界でもトップ3に入るほど、天体観測のスポットとして有名なんですよ、実は。南アフリカが一番キレイらしいけど。

 

 写真は、10月に首都近郊の山に天体観測ツアーに行ったときのもの。デジタル一眼とか持ってれば、もっときれいに撮れたんだろうけどなぁ。

 本当にキレイなんですよ。

 

 ツアーはRoof of Africaというゲストハウス主催。19時から約4時間で3,000円。

もっと本格的なところになるとこんなのもあります ↓


 

 どの星が何で、どの星座がどれなの??という疑問を解決するのはスマホアプリ。

星座表やStarchartが便利です。僕は素人なので、このアプリがないとほとんど星や星座はわかりません。。。

星座表 - Google Play の Android アプリ

88星座図鑑 - Google Play の Android アプリ

 

 火星や木星、さそり座のアンタレスおおいぬ座シリウス、オリオン座のベテルギウス、おうし座のアルデバランなどは、すごく目立つのでわかるようになったよ。

 

 あと、家族や友人、恋人と天体観測に行くときはレーザーポインターがあると、星座表を見ながら実際の星を示せて便利。ツアーのガイドが使ってるのを見て、僕も欲しくなった。こんなやつ ↓



 

 で、せっかくナミビアにいるんだし、日本に帰ったら見えなくなってしまう、南半球からしか見れない星や星座をしっかりと見ておこうと思い、まとめることにしました。意外と少ないんだね。

 

参考サイト

天体写真の世界 | デジタルカメラによる星空写真ギャラリー

天球図でさぐる地球と天体の動き

88星座図鑑

 

 

南十字座 Crux

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みなみじゅうじ座は、南十字星の呼び名でよく知られている星座です。 赤緯がマイナス60度と低いため、日本の本州では地平線の下になってしまい、観察することができません。 みなみじゅうじ座は全天一小さな星座で、南天星座の中で最も美しい星座として知られています。

 南十字星という呼び名から、みなみじゅうじ座は一つの星と思われがちですが、 実際には明るい4個の星が作り出す十字架が、みなみじゅうじ座を形作っています。 実際に4つの星を見ると、3つの星は1等級と明るいのですが、 右側の星は2.8等星と他と比べて暗くなっているのが肉眼でもよくわかります。

 

カメレオン座  Chamaelon

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カメレオン座は南半球の星座で、日本からは全く見ることができない星座です。 春の始まり頃、日本の南の空低くにりゅうこつ座が見えますが、そのずっと南にある星座で、天の南極の 近くで輝いています。カメレオン座は4等星数個と暗い星で構成されている小さな星座です。

カメレオン座は近世になって追加された星座で、ドイツのヨハン・バイヤーが全天星図「ウラノメトリア」に 記したのが始めだと言われています。 伝記も伝わっておらず、あまり知られていない星座の一つです。南ヨーロッパ、アフリカ、インドなどに カメレオンは生息していますから、それを連想した船乗り達が名付けたのかもしれません。

最近できた星座ですから、神話なども残されていないカメレオン座です。

 


クジャク座  Pavo

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 くじゃく座は南天の星座で日本から見ることができない星座です。

孔雀という華やかな鳥をモチーフにした星座ですが、2等星が一つあるだけで後は暗い星ばかりの 地味な星座です。

くじゃく座のα星がピーコックです。想像通りくじゃくの名前から来ている呼び名です。

 


テーブルさん座  Mensa 

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テーブルさん座は、テーブルのように上部が平らになった岩山の形を表した星座です。テーブルさん座の「さん」とは「山」のことです。おもに南半球で見ることができる南天の星座です。

この星座は、南アフリカケープタウンテーブルマウンテンという実在の山を描いた星座です。この山のふもとで、ヨーロッパの天文学者たちが星々の観測を行っていたため、実在する風景がそのまま星座になっています。

新しい星座なので神話はありません。

 

とびうお座  Volans

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南天の大星座アルゴ船のすぐそばで、つばさの生えた魚が海面を飛ぶすがたの星座が見えます。これがとびうお座です。

大きくはありませんが、ニセ十字にも近いため、見なれてしまえば意外によく目につく星座といえます。

この星座は、オランダのケイザーやホウトマンが設定した、最初の南天の12星座の1つです。星を観測していた航海者たちが、飛び魚の大群をしばしば目にし、そのめずらしいすがたを星座として上げたのでしょう。

 


はえ座  Musca

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はえ座は、その名のとおり昆虫のハエの姿を表した星座です。

おもに南半球で見ることができる南天の星座で、もともとミツバチとされたものを、何度かの変更の末、はえ座として設定されました。

となりにあるカメレオン座のエサとなるようにハエが設定されたとも言われています。

新しい星座なので神話はありません。

 

 

はちぶんぎ座  Octus

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はちぶんぎ座は、天の南極にある星座で、日本からはまったく見ることができない4つの星座の1つです。

天の南極には、北の「北極星」のような明るい星はなく、少しはなれたところに5等のσ(シグマ)星があるだけなので、南の空で天の南極を見つけるのは少しむずかしいかもしれません。

八分儀とは、1731年ごろにイギリスのハドレーが発明した航海用具です。角度を測る機器で、観測点(地球)から見た、2つの天体のあいだの角距離(離角)や、水平線からの高さなどを測定するのに使われていました。

これが後に改良されて「八分儀」になりました。そんな意味合いもあって、設定者のラカイユは天の南極に、この星座を当てはめたのかもしれません。

 


ふうちょう座  Apus

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ふうちょう座は、南の島に住む極楽鳥ごくらくちょうの姿を表した星座です。

南半球で見ることができる南天の星座で、暗い星からなる星座のため、見つけるのは難しいでしょう。

新しい星座なので神話はありません。

 


みずへび座  Hydrus

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みずへび座は、水中を泳ぐ水蛇みずへびの姿を表した星座です。

おもに南半球で見ることができる南天の星座で、メスの海蛇うみへびであるうみへび座に対して、オスのみずへび座が設定されたとも言われています。

新しい星座なので神話はありません。

 


みなみのさんかく座  Triangulum Australe

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みなみのさんかく座は、三角定規さんかくじょうぎの形を表した星座です。

おもに南半球で見ることができる南天の星座で、2〜3等星の明るい星が正三角形をつくっています。北のさんかく座に対し、南にはみなみのさんかく座があります。

新しい星座なので神話はありません

 

 以上の10個です。

 これからは雨季で、雲がおおかったり、湿度も上がったりで、そんなにきれいに見えないかもしれないですが、星座表を見ながら少しづつ覚えていきたいですね。

 

 日本にいる頃は、ほとんど興味なかったんですけどね、星。

 やっぱりキレイなものをほぼ毎日見てると、自然に興味がわきますね。 

 

 ナミビア人で星に興味を持ってる人なんて会ったことないですが。

ナミビアの人たちは、星よりも東京の繁華街のネオンの方に興味津々だけどね。

まぁ、そりゃそうか。

 

 ではでは

 ごきげんよう