国境の南、太陽の西

さよなら おやすみ またあした それじゃね

ナミビアをめぐる冒険 Kongola

 先週の週末、コンゴラという町へ2泊3日でサファリをしに行ってきました。場所はこの辺りですね。↓

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 RUNDUからは400KM、 WINDHOEKからだと1,100KMです。
 僕はRUNDUからコンビバスを使って行ったのでキャンプサイト付近まででN$200でした。最後の2.5KMは舗装されておらず2WDでは行けなかったため、徒歩でした。暑い時間帯だったからけっこうきつかった。

 

 僕は、1 night frood plainというツアーを頼んでて、これは一日目の朝からボートで川を上ったり下ったりしながらサファリをし、国立公園付近の中洲でキャンプをしてから翌日の早朝サファリのあと帰るというものでした。


 日程としては、一日目にRunduから移動して、その日は普通にキャンプサイトで一泊。次の日の朝からツアーに参加して、ツアーのキャンプサイトで二泊目、ツアー終了後にまたコンビバスに乗ってRunduに帰るプランにしてました。

 ツアー会社はMASHI RIVER SAFARIというところで、旅人だったイギリス人がこの場所を気に入り、現地のナミビア人と一緒に手作りでキャンプサイトやツアーを作り上げたとのこと。

mashi river safaris intro

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 キャンプサイトは、MAVUNJE CAMP SITEという名前で、一泊N$160。飲み水、お湯シャワー、トイレなどはありましたが、飲食店などは付近にまったくない場所でした。車で来る人たちには、とても快適に過ごせると思うんだけど、バックパッカーには厳しい場所かな、と。10kmくらい離れたところに、GONDOWANA系列のNamshasha Lodgeがあるので、一泊目に泊まる時はそっちのほうがよかったかなと今は思います。サファリツアーが始まるのも10時半からだから移動する時間も十分に取れそうだったしね。レストランもバーもあるので食料をたくさん持っていかなくてよくなるしね。

Gondwana Collection: Namushasha River Lodge

 

 

 で、ツアーはというと、こんな感じでボートを使います。日中は暑いし、日差しも強いので、帽子・サングラス・日焼け止めは必須かな、と。僕は油断して日焼け止めを塗ってなかったのでけっこう焼けました。あと、途中でサングラスを川に落としてしまい、川底に沈みました。ショック。。

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見れた動物はこんな感じです。

  • カバ
  • ワニ
  • ゾウ
  • インパラ
  • Leche
  • Waterbuck
  • Reedbuck
  • Sasaby
  • バッファロー
  • フィッシュイーグル
  • ブラウンスネークイーグル
  • white head vulture
  • Giant king fisher
  • Pied king fisher
  • Goliate heron
  • Little bee eater
  • ウォーターモニター

 チョベ国立公園やエトーシャ国立公園と違い、僕ら以外の観光客が全然いないので、とても静かに楽しめるところだったんですが、動物たちの警戒心もとても強くて、近づくとすぐに逃げてしまいました。
 カバは、とても攻撃的で、縄張りに入るとすごい勢いで襲ってきましたが。

 

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夕暮れ時、川に水を飲みに来てたゾウの群れ 

 

 

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REEDBUCK

 

 

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GIANT KING FISHER

 

 

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バッファロー

 

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LECHE ナミビアではこの辺りにしかいない)

 

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SASABY (ナミビアではこの辺りにしかいない)

 

https://instagram.com/p/75ZBAJDXxS/

WATERBUCK

 

 

 

 昔のボランティアによると、このツアーはナミビアで一番よかったとのことですが、僕としてはまぁ値段相応な価値はあるかな、という感じでした。ガイドの人も無口で動物がいたら名前を言う程度だったけど、こっちから聞けばたくさん教えてくれたしね。

 僕はやっぱりガイドの人の話をたくさん聞いてその地域の動物の習性や生態なんかを知りたいと思うし、ツアー代金もガイドから新しい知識や経験を得るための代金くらいに考えてるので、ここがナミビアで一番かといわれると、そんなことないんじゃない?ってなるんだけど、値段相応の価値はあると感じたので、まぁ他の人にもおすすめはできるツアーだった。

 

 普通に日本から旅をしにくる人はコンゴラにはまず行かないだろうけど、ここはエトーシャなどでは見られない動物も多いから、エトーシャを行った後に来るならとても面白いところだと思う。
 LecheやSasabyなんかはナミビアではここにしかいないらしいしね。

 僕みたいに、いろんな動物をみたい、環境を知りたいという人にとってはN$2,000近くを払う価値もあるツアーなんだけど、ゾウがみたい、ライオンがみたいとかだけの人は、エトーシャで十分だと思う。


 このコンゴラのあたりは中国人による密猟も多くて、途中の検問でもものすごく入念に荷物を調べられたりしたんだけど、やっぱ気分悪いよね。
 あと、コンゴラはほとんど店もないので、RunduとかKatima muliloで食料などは調達しておいたほうがいいですね。おみやげ店はありましたが。

 

 


 そんな感じでしょうか。

 僕としては、ナミビアでもコンゴラ周辺でしか見れない動物をたくさん見れて満足な旅でした。
 日本の動物園にもいそうにないもんね。

 こういう動物を見るサファリに参加するだけでも日本からナミビアに来る楽しみがあるよね。
 まぁナミビアじゃなくてもできるんだけどさ。とりあえず日本じゃできないもんね。

 ナミビア、ほんと面白い国だと思うんだ。

 

 残り3ヶ月ちょっとの任期を頑張ろうと思えた旅でした。

 もう飽きたから日本に帰りたいなと思っても、野生動物の生命力みたいなのに触れるとまた少しやる気がだせるね。

 

 

 ではでは
 ごきげんよう